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文房具

マインドマップを使って情報整理しよう!

心に思っていることを地図にするマインドマップ

最近、自己啓発本やセミナーの場でマインドマップという言葉を目にしたり耳にしたりすることが増えています。
このマインドマップというのは、トニー・ブザンが提唱した思考・発想法のことです。

マインドマップという名前の通り、心に思っていることを地図にして見えるようにする思考ツールです。
これを使うことによって、自分の頭の中を整理したり気づけていないことに気づいたりということができます。

マインドマップを作るメリット

私たちの脳の中には意味ネットワークと言われる知識の繋がった構造で情報が記録されていると言われています。
このデータ構造がマインドマップの作りと同じであるために頭の中にある情報を効果的に引き出すツールであると言われているのです。

私たちは頭の中で無意識のうちに日々色々と考えているものです。
頭の中にはあるのに表出していない感情や考え方もありますし、なんとなくイメージできているのに適切な言葉が見えていないということが多くあります。
うまく言葉にできないものが、マインドマップを作成することによって言葉にしたり、意見として形にしたりすることができるのです。

また、マインドマップは1枚の紙に書き上げて行きます。
これによって頭の中にある情報をコンパクトに仕上げることができ、一望することが可能ですし、理解がしやすいというメリットもあります。

マインドマップの作り方

マインドマップの作り方は簡単です。
表現したいキーワードや概念を中心に書き、そこから連想するキーワードやイメージを放射状につなげていくだけです。

書き方はとても簡単なのですが、書いているうちに情報がごちゃごちゃになってしまったり、見にくくなったりすることがあります。
慣れるまでは勢い任せで書いて見たほうが感覚を掴みやすいですし、イメージを出しやすいです。
しかし、慣れてきたら少しずつルールを覚えて書くようにすると、仕上がった時に全体が見渡せてイメージをまとめやすくなります。

マインドマップを作成する際には、文章ではなく単語にすること、中心から外に向かうことを徹底するだけでも見やすくなります。
また、黒のみで仕上げても良いのですが、作成しながら少しずつ色を加えてカテゴライズしたり、キーワードに色をつけたりすることでより分かりやすくすることが可能です。

ただし、色を使う時には3色ほどに抑えるほうが良いです。
色が増えすぎると色の意味がわかりにくくなりますし、逆にごちゃごちゃして見にくくなってしまいます。

文字が浮かばない時にはイメージで書き残しても問題ありません。
これはイメージショットという技法であり、思いついたものをシンプルなイラストで書き進める方法です。
絵も上手や下手は関係ないですから、思いついた文字やイメージはとにかく残していき自分の頭の中をスッキリさせていきましょう。