人生曲線つかって自己分析をはかどらせよう!
今までの人生の浮き沈みがわかる人生曲線
人生曲線というのは、名前の通り生まれてから今までの自分の人生の浮き沈みを曲線にして表したものです。
グラフ作成については幸福と不幸の度合いを縦軸に表し、横軸に時間を設定します。
あとは、自分で主観的に幸福と不幸を考えながらグラフに線を書き入れれば出来上がりです。
>>そうだったの?人生曲線でみる自分の価値観|強み発見サポーターわくわくを見つけるヒント
グラフを書い終えたら、人生の転機となっているグラフの折れ目の部分には何があるのかということを考えていきましょう。
何があってグラフの傾きが変わっているのかということがわかれば、そこにその項目をメモとして書き込んでいきます。
曲線を書いたりその時のエピソードを書いたりすることに何の意味があるのかということを思う人も多いものです。
しかし、私たちはなかなか人生を振り返るということがありません。
たまにふと振り返ってみると色々なことを思い出すことができますし、ただ振り返るだけでも気づきがあることが多いのです。
人生曲線からわかること
会社や就活セミナーといったグループワークの中で、人生曲線を書いて皆で見せ合うということがあります。
その時にわかることなのですが、同じ経験をしてもその感じ方は人それぞれであるということです。
例えば「大学入学」ということを取り上げても、第一志望に入学できて嬉しかったということもあれば滑り止めに合格して残念だったという気持ちを持っていることもあります。
また、第一志望に合格をしたというポジティブな気持ちであっても、入学してみると思っていた学校と違っていたというようにネガティブに気持ちが変わることもありますし、逆に行きたくない学校だったのに一生の友人と出会えたということもありますから、一つの出来事をとって皆の感じたことを共有していくというのもとても面白いグループワークになります。
また、定期的に人生曲線を書いてみるとその曲線が変わることがあります。
それは、その時に起きた出来事に左右されるためであり、とても辛いことがあれば、今まで辛いと思っていたことが辛いと感じなくなりグラフの傾き方が変わることがあるのです。
そのため定期的に書いて見比べてみるとその時感じていることが反映されて自分の歴史を振り返る面白いツールとなります。
人生曲線を読み取ると見えてくることが色々とある
人生曲線を読み解くと、自然と色々なものが見えてきます。
これは、感情の起伏が書いているものの、そこには原因がありますし、それが今の自分を作り上げるきっかけともなっています。
そのため、振り返りをすることで自分の価値観の変化や考え方の変化についても知ることができるのです。
これによって自分の性格や、得意なことや苦手なことも見えてきます。
人生曲線はただの人生の振り返りだけではなく、この後の展望をみいだすきっかけにもなるものなのです。