医師として働くという事
医師は大変な仕事
医師というのは決して楽な仕事ではありません。
人の命を預かる仕事ですし、全ての人を救えるとは限らないために、時には自分の非力さに悲しくなることもあります。
しかし、治療をして治すということは体だけでなく心まで良い状態にすることができる仕事であり、そのような仕事はなかなかありません。
そういった観点からも医師というのはとてもやりがいがある仕事であると言え、大変なこともたくさんあるもののそれを超えるやりがいがあるのです。
病院を訪れる人は様々な症状を持っていますし気持ちも様々です。
痛みの耐性も人それぞれですし、治るまでの期間もそれぞれで違います。
医師としては可能な限りその人が辛い思いをせずベストを尽くせるように治療方針を考えて治療をしていきます。
これは誰にでもできることではなく、知識と経験から自分なりにベストな方法を考える必要があり、自分だからできるという充足感も大きいところです。
医師の一日
医師の代表的な仕事として病院があります。
病院で臨床医として働く場合には病院の開院時間によって勤務時間が変わるもので、入院病棟や急患病棟がある場合には夜勤もあります。
一般的な昼の勤務スケジュールにおいてはビジネスマンと勤務体系は同じです。
9時前に出勤をして白衣に着替えてカルテ準備や診察器具の準備をし、開院したら患者の診察や治療を進めていきます。
昼の休憩をしっかりと休んだら午後の診察を行い、閉院後にはカルテ整理や医療器具の整理をして勤務が終了します。
人を扱う仕事であるために、場合によっては急患や患者が多いために休憩時間まで仕事をしたり、閉院時間を過ぎても診察をしたりすることもあるので、残業をすることもあるのです。
産婦人科であったり救急病棟があったりする病院では夜勤だけでなく呼び出しがかかることがあります。
基本的には病院が24時間体制であるために夜勤の医師がいるのですが、場合によっては医師が不足してしまったりより高度な知識を持つ医師が必要であったりということで呼び出されることがあるのです。
そのため、病院の状況によっては休日であっても外出をしたり飲酒をしたりせずに自宅でゆっくり待機をしておいた方が良いこともあります。
医師も休日は楽しんでいる
医師は日頃から忙しいですし知識が常に必要であるために休日も研究をしたり医学書を読んだりということをしていると思っている人もいます。
しかし、実際には休日にはしっかりと休日を満喫している医師の方が多いです。
やはり仕事で結果を出すためにはストレス発散をしたり気持ちの切り替えをしたりすることが重要です。
そのため、休日は仕事を全くせずに家族サービスをしたり出かけたりと自分お時間を楽しむという医師が多くいます。
仕事に必要な勉強はあえて通勤時間であったり、勤務前後の時間を使い休日を満喫できるよう工夫をしていることが多いです。